yu+ru+ri 尾道便り。尾道水道にほど近い
彫金工房から
暮らしの徒然ごとを。
Atelier fika
尾道わらべうた伝承研究会 おのみちわらべ 主宰

CALENDAR  RECOMMEND  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK
CATEGORY  ARCHIVE  LINK  PROFILE  OTHERS
古い木造校舎が

1476799139233.jpg
ひゃっほう〜!
一年半越しで行きたかった場所に
突然行けました。



1476799319141.jpg
小学校の名残と
植物の息吹とが マッチしていて心地よすぎる場所でした。

想像通り、いえ、想像以上。

1476799387681.jpg
つるばらに囲まれて
お茶が飲めたらなぁ〜
ナンテ思っていたら
『珈琲だしますけど、飲みますか?』って!


この秋、
私の作品の復刻版の
つるばらネックレスを
いくつか立て続けにご注文戴いて
嬉しく制作した折り…1476799953694.jpg

バラのご縁かー

1476799617008.jpg

木漏れ日を胸に
また明日から

舟をこいで行きましょ、と誓いました。

 

福山市沼隈町の 丘の上のつるばらや さんでした。


1476801127721.jpg
  c.0  t.0
北鎌倉へ。
1453767838931.jpg
年末
北鎌倉と横浜へ 
嬉しい再会、そして 
手のぬくもりを感じに
出かけました。

会期が
あと1週間弱(1月31日まで)ですが
北鎌倉古民家ミュージアムでの
藍美さんのアイヌ刺繍の世界

ぜひ。ぜひ。ぜひ。

このミュージアムだからこそ倍増する
贅沢な感動の嵐でした。

藍美さんの世界には定規がない、
そうそう、そっち!と笑いながら
フリーハンドの柔らかな円の安心に包まれました。


窓からのひかりで感じる布と刺繍のハーモニー
空間にふわりゆれるひと針ひと針の息遣い

大好きだからこその、想像を絶するしごと量。
ああ…
手の仕事は 人の心をこんなにも ふるわせる。

1453768261608.jpg

藍美さんから教わった
アイヌ刺繍の背守りをまた ちくちく しよう。
冬の北海道にも想いを馳せる。
わらべうたの明子さんが運んでくださったご縁。
わらべうたに感謝してもしきれない。
今年もたくさん天に地に人に届けながら恩返しをしていきます。

北鎌倉古民家ミュージアム
場所は北鎌倉の駅から歩いてすぐ。
  c.0  t.0
カンボジア こどもとアンコールワット


遠い遠い アンコールワットへの道

幾多の人々が恋い焦がれた
密林の遺跡



そこに込められた 神話のひとつひとつに耳を傾けながら
歩きました。


蛇神ナーガ

マハーバーラタ
ラーマーヤナ・・・

ヒンドゥー教の宇宙観があらわされた 天地創造の神話は
息子が大好物だったよう。
食い入るようにきいて、おはなしの世界に飛んでいました。

アンコールトムでも出てきた「乳界撹拌」のストーリーにも
興味津々。
世界がこうして生まれたんだ、と。



息子もビビってしまったのは
天国と地獄・・・
悪いことをした人は 
お尻から串刺しにされるのだ。


そんな聖地でも しっかりお商売しているお兄さんは居てはります。

「ニッポン!?サッカー!ホンダ!イイネ!」
と調子よくお線香を渡してくる兄さん。
お線香一本、手を合わせたあとに「一本20ドル」と。

いくらなんでも それは違うだろう。
串刺しにされてまうぞ。

でも、お線香一本への気持ちはある、
だから 適正な心をお布施にして OK?OKOK!
手を合わせました。




娘は―はじめての場所を受け入れるのに時間がかかるタイプ。
「日本とにおいが違う」「遺跡、疲れる」「暑すぎ」「はよ、かえりたい」・・・

ところが、アンコールワットで
「ここ、一番 ”マシ”なんじゃけど」と、急変。
(”マシ??ここをどこだと思ってるんだ〜”―父と母、声がそろった(笑))

現地人のガイドさんから、
カンボジアの人々の日常の暮らし
学校に行く子、学校は無償なのに行かないで働く子のこと・・
遺跡や神話の解説ばかりでなく、様々なお話をきいていました。

自分たちと同じような、白いシャツに紺のプリーツスカートの制服で学校へ通う子
高床式の家、ハンモックで寝る人、働く子どもたち、裸で川で遊ぶ子供たち、
市場の活気、ユルい道路事情・・・・じっと見ていたようでした。

日本、という枠組みを外れてみると、色々考える種が生まれてくる。
私たち家族の中で、カンボジアからもらった種が芽を出し、
様々な対話が生まれています。

私は、神経のほとんどを
子どもたちの様子、子どもたちの目線、子どもたちの安全へ飛ばし、
若い頃の旅とは 一味違う角度での発見がありました。


(※子どもさんとご一緒でカンボジア入りを予定する方、我が家(小学生)の場合、
 現地空港で、子どもの写真添付のe-visaが通らず、アライバルでの取り直しになりました。
 大使館経由で発行していただく方が確実かもしれません。大人分はe-visaで充分でした)

*****************






お昼、夕暮れ時、早朝 
と時間を変えて、見学をして
それぞれの時間の中での アンコールワットを感じました。

現地の人々には、遺跡群が無料で開かれ
遺跡のまわりでお弁当を広げて憩っている家族
結婚式をしているカップルもいました。


祈りの場所
誓いの場所
戦いの場所
安らぎの場所・・・

この場所の様々な顔を感じながら過ごして

数多くのデバター(女神の像)に囲まれた 
アンコールワットの中心
十字回廊では、4人家族が十字に覗き込んでいる
不思議な家族写真を撮っていただきました。

息子はガイドのヒアックおねえさんと、恋人同士のように
遺跡にちょこんと座って 色々話し込んでいました。
なぜか今好きな本の「西遊記」について、語り合っていました。
カンボジアでも西遊記は人気のおはなしなんだそうで。




翌日
朝5時起き
日の出の空に浮かび上がるアンコールワット



日の出の時間には 世界中の人々が集まり、
心をひとつに 太陽を待っていました。











この場所を発つ。

西門からの夕陽





さっさと歩く夫と娘の後ろ、
のろのろ歩く私と息子のところへ
息子と同じくらいの年ごろの女の子が 物を売りにトコトコ。

「カンボジア」と書かれたマグネット付の置物。
「2ドル〜」と女の子。

息子のちょうど1か月のお小遣い分だ。
けっこう好きな感じのやつだ・・・
子どもたち同士で 無言のスマイル。

彼は お小遣いをはたいて ひとつ買いました。
空港では、同じものが3ドルで売られていました。


カンボジアで彼が買ったただ一つのお土産を
今、勉強机に飾っています。
帰ったらボンドでついていたマグネットがポロッと取れました。

ボクにとっての2ドルとは・・彼女にとっての2ドルとは・・
空港での3ドルとは・・いえ、お金の流れのことだけでなくて。

どこでどうやってつくられたものなのか その想いの根っこは・・・

今はまだわからないけど、一緒にいっぱい感じて 今も考えています
理解したい気持ちが正しい方向へと導いてくれると思います。





 
  c.0  t.0
カンボジア
1434950493850.jpg
カンボジア、
クメール美術が素晴らしいよ!
とはきいていたのですが

美しい彫刻がびっしりの
世界遺産の遺跡群とともに、

悲しい戦争で途絶えてしまった
本来の素晴らしい手の技を継承しようという現場へ
立ち寄らせていただきました。

世界に胸を張って発信する工芸品の制作を、と
自立を支援する工房をいくつか見学させていただきました。

金工の繊細なレリーフ
ゴールデンシルク、といわれるカンボジアシルクの織物
草木染めの工房など・・・
子どもたちが庭でくるくると遊び
おばあちゃんやおかあさん、女性たちが分業で
シルクを紡いで織るー風通しの良い作業場は印象的でした。

猫がそばで居眠りをしていました。




 
  c.0  t.0
アンコールワット‐シェムリアップ‐カンボジア
1432288844891.jpg
思いたって、
思いきって
こどもたちと一緒に
カンボジアへと飛びました。

ここはタ・プロム

1432289471817.jpg

1432289653873.jpg
森に包まれた遺跡では、 
そこかしこから、鳥の声が聴こえてきました。
人間の業をも自然が中和してくれていて
疲れた身体に、すっと風が通りました。

1432289823762.jpg

1432290150179.jpg

1432290237611.jpg
ただ、この場所をかみしめようとするだけで
胸がいっぱいでした

少しずつかきたします
  c.0  t.0
no title
SA3A0033.jpg
ヨガをしていたら
半分寝てしまって

ぼぅっとした 脳ミソに

“身体の中を風がとおります”

という声が聴こえました

風が通る
という感覚

いいなぁ。
  c.0  t.0
幸せ運ぶ青い蜂
阿蘇で道先案内人に
たまたま指し示された場所は
「薬草園」という場所でした。

深い森の中へ入っていくような入口を通り抜けると
薬草ハウスもあり、中に入れば
トゥルシーをはじめとした
薬草〜ハーブの
体中にしみ渡るくらいの香りに包まれました。


田楽や吾汁、
地鶏を炭火焼で。


摘みたての野草を
天ぷらにして ふるまって下さいました。

よもぎ 甘草 ヤマイモ ドクダミ

薬草で生きる知恵を伝えてくださる講座も設けて
活動していらっしゃるとのこと。

阿蘇の豊かな山の恵みをしばし感じて味わってきました。

************

そして
阿蘇への旅で
こどもたちが一番楽しみにしていたことといえば

「ブルー・ビー」に会えるかな?どうかな?
ということでした。

数年前に友人から 
阿蘇の葉祥明さんの美術館に
夏のほんの少しの間だけ青い蜂がくるらしいよ、と
その絵葉書を送ってもらったので
ずっと心にあったのですが・・・


あっ!

朝方の霧雨が晴れ、
2匹の青い蜂が ちょうど跳んできたのでした。

モンシロチョウも。


葉祥明さんの絵は
そういえば小学生の頃に知って
そのシンプルさと美しさに衝撃を受けたものでした。


大人になって、再びじっくり出会えて
原画や 葉祥明さんの言葉を深く味わうことができました。


美術館のお庭では 葉祥明さんの絵の原風景のような
幻想的な景色の中で 

半日
子どもたちとお散歩したり
走り回ったり、木の下で休んだり



阿蘇の大きさにすっぽり包まれて
ひたすら のんびりと 時間を忘れて過ごしてきました。

阿蘇の噴火の灰は、北海道まで飛んだことが確認されているそうです。

ひとつの火山の噴火は 地球の温度まで変えます


地球のはしから はしまで
ぜんぶ空は 海は  いのちは 繋がっているんだなぁ、




******************

母親というものは

母親というものは無欲なものです
わが子がどんなに偉くなるよりも
どんなにお金持ちになるよりも
毎日元気でいてくれることを
心の底から願います
どんなに高価な贈り物より
我が子の優しいひと言で
十分すぎる程幸せになれる
母親というものは
実に本当に無欲なものです
だから
母親を泣かすのは
この世で一番いけないことなのです

********

葉祥明さんの言葉が
そっと絵に添えてありました。

葉祥明さんの絵を知ったころ、小学生だった私は勝手に
葉さんは「女性」だと思っていたのですが、
私の母親と同じ1945年生まれのー男性だったのでした。

・・・

「あなたにとって
 苦手な人や
 やっかいな問題は
 あなたの中に
 愛という作品を
 創るための
 かけがえのない
 材料です
 大切にしましょう」

         ・・・

絵に添えられた直筆のことばの数々。
心がすっきりと整理されてゆくような
明確なメッセージのシャワーを浴びてきました。


 
  c.0  t.0
上下方面へ




上下町へキャンプに行きました。

世羅や上下、新しい道が出来たら、
本当にあっという間に行けるようになりましたね。

世羅は向島から30分あればついてしまいます?

連休だったので道が混んでいたけれどそれでも一時間かからないくらい。


4−5年前に友人から聞いて
ずっとずっと 行きたかったカレー屋さん(↑のマーク♪)にも
ようやく行けました!



焼きたてアツアツのナン。
子どもたちはあっというまに パクパク。




隅々まで優しい空気が行き届いていました。

 」


秋の色見つけた〜



キャンプ場の朝は やっぱりきもちがいい。





朝のキラキラしたパワーの中で 過ごしたら げんきがでました。




図書館で何気なく借りたりんごの木村さんの本、
思っていたのとは違う内容でして、驚きながら
とても木村さんの存在が愛おしく有難く感じられました。




帰りは世羅のりんご園へ。

おじちゃんがこれまたりんごを愛してる感じがして
「ふくろをかけずに育てたらね・・」と、いとおしそうにお話してくださいました。





まっかなりんごが 木になる姿、かわいらしくて 眺めていました。


  c.0  t.0
身体よみがえりWEEK
 

ん メェ〜!

やぎさんと 触れ合って
山に向かって ずっと体操していました。

大山を見ると 身体がのびたい方向にのびて自然に体操してしまう。



だいすきな 場所 大山。

「みんなみんな おいでー」
と、心の広い山な感じです。

ここに行くと、自然に体が深呼吸をはじめます。



湧水も数か所めぐり、だいすきな味の湧水に 今回も寄ってきました。




大山で ぐぐぐぅーっと 身体を伸ばして 深呼吸した後は・・・

月・火・水曜日と 続けてたっぷり 
「みくさのみたから」という 知恵を教わる機会に恵まれました。

世界中を回って 日本古来の身体を整える術を伝える伝道師さんが尾道のこの島に!


野生に還り、血の道を通す動きや お手当ての心 そして 言霊。
ひとことでは言いあらわせませんが 内側から命の力を呼び起こす三種之身宝。

楽しく心地よくぴたりとハマり、
すぅっと血の道が通って 気が通って、
身体が良い楽器になって 声がよく響くようになりました。

なんてシンプルなんだー。

いろいろ感じるところがありましたが、まだまだ・・
何でもそうだけど、まずは自分自身が1年2年と実践していって 
何がどうか、ココロと身体が反応していくのでしょうから。



舞台芸術に携わり、ダンサーであり 小説家であり 
整体・療術のスペシャリストであり、
命にとって身体にとって今必要なことを
非営利でシンプルに伝えて旅する 奇跡みたいな人
いいださんはその人を五秒みたらもうどの骨がどうなっていて
どうアプローチしたらよいのかわかるそうです。

勇気がわいてくる知恵やことばの数々をいただいたのですが、
その一つが

「ぬかみそをつくるべし!」
ぬかみそのバクテリアが 味噌や醤油などと並んで 日本の食卓にのぼることで
放射能やがんに負けない最強タッグをくんでくれるのだそうです。

時代はぬかづけよーー。ありがとうございました!




  c.0  t.0
幸せの感じ方〜父が見てきたブータンの素顔。
ブータン国王のことが話題になっていて
「世界一幸せを感じる国」

ということや、国王の温かな言葉が心に響いた方が多いかと思います。



・・・そういえば・・・

この「幸せ」という目に見えないものの尺度、

ブータンの国と直接ふれあって、
現地にふつうに暮らす人々と交流してきた父から

以前聴いた話が
とても印象的だったのを思い出して 

きっと父が見たブータンがブータンのすべてではないけれどね、


だいぶ前に書いた自分のブログの記事をもう一度引っ張り出してきました。


うちの父は カダフィー独裁政権下のリビアに3年暮らした経験もある、
ある意味ツワモノで、

父から 世の中を広い視野で見ることや、
今目の前にある条件下でいかに幸せに生きていく種を拾うか・・

そんな大きなことを教えられてきた気がします。


仏教が人々の心のひだまで入り、息づいているブータンでのことを
話してくれたことも、とても心に響いた出来事でした。




 
父が見せてくれたブータンの写真が
   あまりに美しかったので、ここにシェアします。


P9230584.JPG

”うちの裏でね、のらいぬが 赤ちゃん産んで 今、子育てしてるんだよー、
のらいぬがうちの島、多いんだー”

と父に話すと

”ブータンではなァ、のらいぬどころの話じゃないよ、
ブタも牛も、あらゆる動物が道をうろうろしていた、

 人々は、輪廻転生を心の底から信じていて、
 今はたまたま人間だけど、次に 自分たちも生まれ変わるであろう
 あらゆる生き物への敬意が根付いている”

と話していました。


    P9220561s.JPG
    本当に
    いぬが沢山歩いてる。
  
    あ、若い僧侶の手には 携帯!?


P9220580s.JPG
 
父は ブータンのおばあさんに、質問したそうです。

 ”幸せですか?”と。

 すると、

 ”毎日 何時間もかけて 寺院へ通う。
 それが、私の人生ですから”

 という答えが返ってきたそうです。P9230587s.JPG

  
心満たされる風景。






    ちなみに

     父によると、 私がオヨメに来た、この尾道の島の
     おじいさん、おばあさんたちの顔がとても幸せそうに見えたそうで。
     ”幸せそうだなぁ、顔にケンがなくて、おおらか。”
                                 そう言っていました。

    日本の幸せってね、あなたは なにが幸せかな。





    

    
     幸せ、ほんとうに 仄明るく日々を照らす さりげない幸せ。




  
さて、ブータンでの写真の最後。

P9200508s.JPG

        笑顔。きっと赤ちゃんを胸に抱いてる!

         ブータンのわらべうたは どんなんだろ。

        世界のどこでも、子供が育っています。
                                                                      kako








  c.0  t.0
| 1/1 |