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こころ こえ こうげい atelier fika より
しまなみ海道の風をお届けします。
出会いに満ちた尾道は
実に色んな人との交流に満ちていて
たくさんの ”ありがとう ありがとう ” が
日常に溢れています。
ありがたい。
ありがとう。
わたしも よく使うことばです。
このことばについて、
先日亡くなられた
樹木希林さんの
おはなしを目にしました。
このことばを知ると
普段の『ありがとう』に
角度もかわり 深みが添えられます。
… 『お釈迦さんの弟子でダイバダッタという人がいます。
でも、この人がお釈迦さんの邪魔ばっかりする、というか、
お釈迦さんの命さえ狙ったりする。
お釈迦さんもこれにはそうとう悩んだらしいですが
、ある日、「ダイバダッタは自分が悟りを得るために
難を与えてくれる存在なんだ」と悟るんです。 』
『ありがたいというのは漢字で書くと「有難い」、
難が有る、と書きます。
人がなぜ生まれたかと言えば、
いろんな難を受けながら成熟していくためなんじゃないでしょうか。』
『今日、みなさんから話を聞きたいと思っていただけたのは、
私がたくさんのダイバダッタに出会ってきたからだと思います。
もちろん私自身がダイバダッタだったときもあります。
ダイバダッタに出会う、あるいは自分がそうなってしまう、
そういう難の多い人生を卑屈になるのではなく受けとめ方を変える。
自分にとって具体的に不本意なことをしてくる存在を師として先生として受けとめる。
受けとめ方を変えることで、すばらしいものに見えてくるんじゃないでしょうか。』…。
ダイバダッタ…
いますよ います。
そぐそこにも、周りにも、
自分自身の中にも。
それが人間てやつで。
そう、受け止め方ひとつで
人生って 面白くなるんです、ね。
希林さん。
今日も 有難うございます。
佳き一日を。
(こちらから抜粋いたしました、詳しくはこちらを読んでみてくださいね)
https://dot.asahi.com/amp/dot/2018092800052.html
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力を貸してくれるといわれている石です。
母の深い想いがさりげなく込められています。
またゆっくり一歩ずつ作業しています。
atelier fika いろんなジュエリー いろんな技法
一緒に 楽しんでいきましょう。
工房で おまちしています。
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こころ こえ こうげい atelier fika です。
今日は声を届けに・・・
わらべうた講師として 生口島へ。
とっても素敵で心温まる場・・子育て支援センターがあるので、
生口島で子育てをされているお母さん方は安心ですね。
今回は特別に
広島から大大尊敬するわらべうたの
ばあば!も合流してくださり、
七色の風のシフォンをみんなでとばしたり
幸せいっぱいの時間でした。
今回、瀬戸田でのランチは
少しだけ足を伸ばし
高根島の『パラディーゾ』さんへ!
もっと遠いかと今まで ずっとムリムリ、と思っていたのですが、
平山郁夫美術館界隈から車で ひょいっと近かったのでびっくりしました。
(高根島、今まで船じゃないと渡れないと勘違いしていた。。)
お味は…すぅっと身体にはいる
美味しさ。
臭みゼロで旨〜い岩城島のレモンポークのハンバーグや
マメの香りいっぱいの枝豆の冷たいスープをいただきました。
明るい店主ご夫婦がお迎えくださいます。
ああ、また 島繋がりの近所に
楽園見つけてしまった。
atelierfikaより、車で40分〜50分くらいかな。
向島から因島にわたる時には いつも「ヤッホー」と
叫びたくなる爽快さ、しまなみ海道の景色は最高です。
尾道・向島でも たまに わらべうた会をしています。
次回は11月9日(金) 10時半〜 尾道市民センターむかいしまこころ和室です。
工房fikaはいつでもやっています(*^^*)
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atelier fika 〜小さな飲み水給水所&お茶の場として臨時オープンです。
朝6時、広島の元気の印の赤い帽子をかぶり
小学生の息子はパパと 給水ボランティアに出かけていきました。
昨日息子とボランティア登録へ出かけた際、
地元強豪高校ラグビー部の方々もボランティア登録中!
こりゃ、最強の力持ち助っ人だわ!
豪雨の少しあと、泥の河となっていた尾道水道。
西日本豪雨
その被害の大きさに 言葉をなくして茫然としてしまいます。
辛い思いをされている方
不眠不休で復旧に当たられている方、命を預かる職の方…。
様々な方の思いの中で今が 刻一刻と進んでいます。
fikaは丘のうえにあり、被害はなく
少し心配した崖崩れなどもなく 断水以外は大丈夫です。
小、中学校も夫の会社も 一週間休みとなりました。
区長さん地域役員さん 消防団の方はじめ、当初より
動いてくださっている方の お疲れも極限です。
新たな若い力で少しでも疲れが分散すれば、と思います。
我が家は 炊事とトイレに極限に水を使わない作戦決行中です。
記録のように 思いつく限りの、また教えて頂いた知恵で。
お皿はラップをかけて使用。
まな板も汚さぬよう、新聞紙の上にオーブンペーパーで。
牛蒡のささがきもあまりお水使わないよう・・
お魚お肉は衛生上切れていない状態で売っているので
ビニールを敷いて、またビニール袋ないでもみこんで調理。
トイレをあまり使いたくないからと、水分をひかえたらクラッとしたので
熱中症対策を優先してきちんと補給すること。
隣町の祖母よりお風呂と洗濯とお水配給でお世話いただいている分
多目に浄水器を通した水を 分けてもらい
近隣にすむ飲み水に困る数人の方や、工房の生徒さん、近所の方に
できる限りお水をお渡ししながら なんとかやりくりしています。
。
普段なかなか会えない友人も会社が休みになった、と子どもたちを連れて
水汲みがてらお寄りくださいました。
小さな炊き出し。親子丼。
しんどいこんな時でも子どもたち同士は無邪気で、
この一瞬も何か不思議な温かな思い出のひとつになるのかも、と思いました
息子は水のタンクをもって
近所をピンポーンと押しかけて
水、必要ありませんか?と
回ったらしく おせっかいぶりに びっくりしましたが
喜んでいただけたおうちもあったようです。
fika 給水所は 息子が管理しています。
そんな気持ちがあるなら、と地域のボランティアに手をあげました。
小学生がどれだけ役に立てるか、
受け入れ側もずいぶん考えていただいたようですが、
何より 未来をいきる子どもたちにも経験として携わって欲しい、
と、受け入れてくださいました。感謝です。
水と人間の関係を改めて考え直しています。
毎日福山の実家と往復しているので、
割と新鮮な浄水器を通したお水があります。
島の端ですが、ある分はみんなで分けていきますから
ご連絡の上、お立ち寄りください。
atelier fika 〜18日まで臨時休業ですが、
本日12日は いつもお越しくださっている生徒さんお2人、
手を動かしに来たい!とオープンです。
緊急事態でお二人ともあくせく動き続けて6日間。
一息安らげば、と思います。お茶だけでもどうぞ。
今日は急きょ、向島にオープン予定が延期になった
かきごおりやさんのみかんちゃんが 我が家に
かき氷を50食運んで下さるので、
子どもたちを呼んで3時くらいからみんなで食べます。
外で遊べないことで、頭をかすめた原発の事故のこと。
頭上に飛び続けるヘリコプターの音に沖縄を重ねた瞬間。
これで すべてがわかったようなことは到底言えないけれど
世界の中には 常に警戒態勢の緊張感を強いられながら
子どもたちが育っている場所があるのだということにも
気持ちを重ねるような出来事でした。
平和な島の 本当の平和を考えました。
光と闇の統合です。
いや、何か、少しの勇気で 闇がものすごい光に変わるような。
向島でそんな陰陽が統合して、私たちの心に
大きな種をまいてくれたのだから、
これを受けて進んでいけばいいと思いました。
不安…驚き…恐怖…の最初の1日
迷惑…怒り…疲れ…の1週間目
心配…疑問…寄り添い…の2週間目
慣れ…悟り…安堵 3週間。
特殊な状況におかれ
様々な感情の学びを潜り抜けたような3週間でした。
全国の友人や家族から、よかったね、とラインやメールを戴いて
ご心配ありがとうございます、です。
様々な支えや声の掛け合い、助け合いに感謝です。
なんだか、私も ぼぉーっとしていて沢山フォローして頂きました。
鍵を開けっ放しにしがちな島でしたが、突如 防犯意識が高まりました。
ばったり会ったらどうする?? なんかさ、まずは話を聴きたいよね
辛かっこととか・・・あったかいもの、食べたかろう。
そんな境地にまで達した会話が日常に。
丁度 今、中学校の部活のお迎えに行ったときに
逮捕のニュースをききました。
満月に荒神さま 荒神小学校でねぇ。
尾道の龍のお導きか(笑)龍を磨くたつまさん。
向島の私たちも 磨かれたか。
学校の見守りで立って下さっていた刑務官の方と
「果てしないですね、、」と言葉を交わした直後でした。
刑務官の方もほっとされて
やっと「どちらからですか」と私的な質問を投げかけましたら
三重県からだそう。
「しまなみ海道、いいところですね、今度は旅で来ますね。」と。
たつまくん(と、中学生たちが呼んでいた)が
脱ぎ捨てた靴が落ちていた 学校前の帰路、
娘と自転車を押して歩いていたら、普段お話したことのなかった
近所のお父さん、お母さんが話しかけて こられました。
近所のおとうさん
「あんたんとこは、お子さんがいるから、心配だったじゃろ
わしんとこは、年寄りばっかりじゃけぇ、なんもこわいことなかったけどな。
これからは 近所の若いもんたちと もっと交流していかにゃ、ならんな」
そういいながら、きゅうりと なすと ごぼうの苗を沢山分けて下さいました。
近所のおばあちゃま
「一人暮らしだもんで、ずっと、外に出られんかったんよ、やっと
花の手入れが出来る。夜が近づくとな、こわくてこわくて、
しょうもなかった」と。
ほどける心が 町を飛び交ったような 瞬間でした。
人が 安心して、心を通わせること。
緑はこんなにまぶしかったんだなぁ、と思います。
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♪猫が呉服屋に足袋買いござる
足袋は何文なんの色
にゃにゃもん半の ねずみいろ♪
可愛いわらべうたも皆で覚え 輪になり遊びました。
受刑者脱走から一週間がたとうとしています。
被害が我が家周辺に多発していて
正直 毎日どこかで緊張していますから
体がしんどくなってきました。
受刑者も睡眠を何処かでとっているのでしょうか。
人の温もりは温もりによって育てられるー
そんなわらべうたに取り組みながら、
全ての魂の安らぎに意識を向け、複雑な想いです。
朝9時から夕方まで毎日ヘリコプターの音をきき、
マスメディアからの新情報もこまめに確認。
今度はあのあたりで洗濯物が盗まれたよ
畑を貸して下さっている方の家で携帯盗まれた!?
切迫した近所からの情報も追いながら 用心し、ヘトヘトです。
島の情報いろいろ報道されてますが、
この島、やっぱりそんなに田舎かねぇ・・・と思う(笑))
学校は保護者付添い送り迎えに加え、急遽登校班編成になり、
部活も停止または縮小で練習出来ない、走り込み出来ない、
中学生も困っていますよ。
子育て支援センターも休止 子育てサロンもお休み
外から子連れで向島へ入りたくない気持ちも無理はないです。
通勤ラッシュ時に島を出る検問渋滞は、当初3時間〜2時間。
(現在は少し緩和)
島に住む全ての人にたいへんな迷惑がかかっています。
今日は前川喜平氏が向島にいらして講演。
『誰か会いたい人がいるなら会わせてから戻れば』と、
逃走受刑者の心情にも寄り添いつつ話されましたが
住民側も 当初 恐怖から始まり、
次第に 迷惑千万!の怒りに変わり
挙句の果て、
ごはんどうしとるんか、という
お節介な心配と、
何故逃げるまで追い詰められた?どうにかして
しんどさに寄り添えないものかという
会話にまで発展します。
近所のドラッグストアで店員さんとあいさつを交わして
買い物までしていたという情報。暮らしてるみたい。
しかし、実際身近に被害が多発すると
気が抜けないまま眠りも浅く
本当に気持ちやの負担は大きくてしんどい。
早く出頭して欲しいです。
息子や息子のクラスの大勢が熱を出し、今日は工房お休みに。
みんな疲れています。。。
さぁ、工房も、家も、島も
かき回されるだけかき回されたら、一掃!浄化して、
風を入れ替えていこう。
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気になる人の気になる本棚。
本棚を開くことは脳ミソの裸をみせる潔さがいる。
人生の節目節目の思い出本を
ピックアップしながら大切な人を想う。
さて。『私はこんな本と共にあった人間です。』
それを開くコミュニケーションは
深く豊かで心が繋がるのが速く、なんと
幸せな時間となることでしょうか。
そして、声を空気に溶かす朗読の時間。
私は矢川澄子さんの『だるまさん千字文』を。
私の勝手な提案に関わらず 出展の皆様、
声を出すことをお受けくださった。
『生きる』『生き方』『働き方』『からだの在り方』…
出展者への本と人生から滲み出る本の一節セレクションが 命の声として放たれた。
一人一人の人生の輪郭が浮かび上がった。
月舟苫屋さんの佇まいとの融合、
まりこさんの生のアート よしえちゃんのご飯が
命の営み 命の歩みとしっかり手を繋いだ一日。
全てに 感謝です。ありがとう!
次回は 晩秋のもよう。
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生徒さんがお帰りになったあと、
手元の ラリマーという 石(3大ヒーリングストーンとも言われています)で
森の天使のリングを作りました。
息子には 強そうな指輪、といわれました・・・・
そうかなぁ。春の空色、春の森をイメージしています。