尾道市内の子育てサロンの代表の方々に
「おのみちわらべ」として
わらべうた遊びを提案させていただく…
そんな嬉しい機会をいただきました。
今日は三年目となったわらべの活動の節目のような日でした。
私がわらべ歌をただ好きで好きで
好きなように続けさせていただいてきた
小さな会ですが
今日はその積み重ねの仲間たちのうち7人
+はじめた頃はうまれて間もない赤ちゃんだった
りょうちゃんやしんちゃんやすーちゃん。お腹の中からわらべ歌を聴いてきたゆうかちゃんやりんちゃん…
みんなで「わらべ歌って楽しいよ!」
という発表が出来る日が来るなんて
夢のようでした。
一人一人がわらべ歌の良さやこんな時によく唄います…と発表して話して下さいました。
今は保育園に通い、お母さんは働いていて
わらべうた遊びから離れていたかなちゃんは
昨晩久しぶりに「もちっこ焼いて」のわらべ歌をお布団の中で唄ったら
嬉しそうに覚えていたそう。
わらべうたは温かい記憶の時間になります…と。
来年幼稚園に上がるすぅちゃんは
わらべが大好きでいてくれて「わらべにいくよ」というと
「このこーどこのこ、歌う!」と張り切ってくれるそう。
今やおじいちゃんおばあちゃんにわらべ唄を沢山教えていて、
音程まで厳しく指導したり、大泣きしていてもお母さんがわらべ唄を唄いかけると
しゃくりあげながら続きを歌うんだそう。
お母さんの方がわらべ歌ワールドにはまって毎回楽しみにきてくださるあっこお母さんところのしんちゃんは
わらべの会に来ても車や電車遊びの方が好きでそっけなかったんですが
あれあれ?いつの間にこんなに覚えていたんだろう?
今日は「オカメにひょっとこ般若の面」を迫力たっぷりに披露してくれました。
久しぶりに顔を見せてくれたゆうかちゃんはわらべの会が始まった年に生まれた赤ちゃんで今はもう二歳半くらい。ブランコに乗ると「お舟はぎっちらこ♪」と唄うそう。今日もわらべ歌をうたいだすと目がキラキラしていました。
最初からわらべ歌大好きでノリノリで参加してくれていたゆいちゃんのお母さんは
今、「私もわらべ唄を伝えていきます!」宣言をしてくれて、今はわらべ歌コーラス隊を結成しつつあります。
家ではお父さんが「あしあしあひる」を起床のテーマソング?のように活用してお布団からリビングに連れてきてくれるそうです。
あやさんは生まれたばかりのあかりちゃんの指マッサージをしながら唄う「ふくすけさん」の歌を大切にして下さっていて
「今なんてわらべ歌うたってほしい時は自分から足を出してくるんです」と
わらべ歌コミュニケーションを楽しんでいます。
最近は嫌々で素直にわらべ歌に応じなくなってきている三歳のりょうくんは
寝る前グズグズしているとき「おやゆびねむれ…」と歌って気持ちを落ち着かせたりするそうです。
お母さんは育児サロンでわらべ歌をどんどん提案して彼女ならではの温かさで輪を広げています。
それぞれの家庭でそれぞれ幸せな形で
お気に入りのわらべ歌もひとそれぞれで…
楽しいエピソードを改めて仲間たちから聴きながら
私も幸せな気持ちになりました。
心の深いところに届くわらべ歌。
育児ってイライラすることや私ってダメな母…と落ち込むこともあるけれど
わらべ歌マジックはふぅっと楽な気持ちにさせてくれます。
阿部ヤエさん曰くの「楽に生きるための知恵の宝庫」とは本当にその通りです。
何よりわらべうたを唄いあっている親子の時間は
目を合わせ、呼吸を合わせ、笑いあって♪
ほんものの、いい時間です。
つながってくれてありがたく
伝える力がまたここから広がってくれたら
嬉しいです。
尾道市内の各サロンに
一曲ずつでも持ち帰っていただけたかなぁ?
*
一緒に発表した
仲間から…
今日はお疲れ様でした。
緊張もあり、どうなる事やら?だったかもしれないけど、皆と一緒にわらべ歌を紹介出来て、
皆が楽しそうに良い笑顔でわらべうたで遊んでる姿を見て、
私も嬉しかったです。
わらべ歌って本当に親と子が向き合える、また向き合わないと出来無い遊びで、
大切だなぁ〜って改めて実感したし、
わらべ歌を歌ってる母は子に対して皆笑顔になってるなぁ。
良い事だなぁ〜って皆を見ながら思ってた。
日々子にはイライラもし、つい怒ってしまうけど、
わらべを歌ってる時は怒る事も忘れ、向き合えて、笑顔。
素敵でしたー本当にありがとう。
色々なサロンで伝わって日本人の伝統的な遊びが増えて行ったら嬉しいよね。
道具はほぼ、何もいらない。身一つあれば遊べる。
それが良いわぁ〜だからこそ今の時代の子ども達に伝えて行きたい。と…
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もともと普通に家庭にあったものが
本当の愛情と一緒にもどっていけばいいですね〜