yu+ru+ri 尾道便り。尾道水道にほど近い
彫金工房から
暮らしの徒然ごとを。

atelier fika

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はるのにおい
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白いうぶ毛をふわふわまとった
よもぎに一番に反応したのは
四歳の息子でした

畑から息を切らして帰ってきて
玄関から「おかあしゃーーん」

とちいさな両手いっぱいの
よもぎの赤ちゃん

去年のよもぎ団子を忘れていなくて
蓬の春を待っていたみたい。
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おのみちの和菓子
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 なんてかわいらしく
ほっこり幸せな存在なんでしょう

お土産でお持ち下さった方の
ほんのり温かな笑顔をおもいだしながら
ありがたくいただきました。

尾道の人なら
知らない人はいないんですよ、という

菊寿堂さんの
やわらかなおまんじゅう
すっかりファンになってしまいました。

茶の湯を愛でる人の多い文化の香り高い尾道で
和菓子一筋の一番の老舗で 長年愛している方の多いお店だとか


はっさく大福もいただいたのですが
ふわふわでいてしっかりずっしり、
大きくてジューシーな実も入っていておいしかったです。

浄土寺下から海岸通りにむかうとあるそうなので
今度お店もうかがってみます


尾道はずっと地元に愛されている名店も
若いパワーが良いものを出そうと頑張っている新しいお店も色々。
それから老舗もまた新しい挑戦をして磨き輝き続けていたり

古き佳きに学びながら
前をむいて歴史の続きをつくります


ああ、もうこのカタチ。
目にもおいしく いやされます。
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むぎみそ こめみそ 仕込み作業
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これは米こうじ

上のお姉ちゃんがうまれた年から

私のもとにきてくれた命を育むと同じように
毎日のお味噌も育みはじめました。



 毎年この時期になると 大豆と麹をお願いして お味噌をしこみます。



大豆やお米や麹は 作ってないからね 手作り味噌、とはいわないの(笑
私は仕込んで 熟成を見守って 恩恵をいただく。

それでも やっぱり お豆の一粒一粒や こうじのはな・・
触れながら 手をかけると 愛情は倍増です。





去年は畑で大豆を育ててみたけれど
とりあえず枝豆でほんの少し収穫できただけで…

まだまだこちらは土づくりの段階かなぁ



尾道にきてから 嬉しいご縁で
世羅の80うん才のおじいちゃんが丁寧に育てて下さった麹を
友人づてに分けていただいています。

この麹が毎年元気で♪
じゅわ〜っと熟成して 溜まり醤油が沢山あがってきます。
熟成したお味噌は甘味が深くてとても美味しいです。


麹づくりも暮らしの四季の当たり前のこととして
さらり出来ちゃうおばあちゃんになりたいなぁ。

全部は自分で出来ないけれど
いろんな人の手や 自然にお世話になりながら 今 出来ることをしてみる。

そして 出来ることの中で 私がよろこんで助けの手になれることがあればする。

毎日毎日すこしずつの積み重ねで おいしいおいしいお味噌になるんだなーー

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近所のお友達が
手回しの豆つぶしを
貸してくださいました

いつもは二重ビニールに入れたホカホカ大豆を
こどもたちといっしょに
足でふみふみ潰していましたが

モンブランみたいです
なめらかなお味噌ができそう。

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限りあるからこそ
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命が無限だったら
みんなこんなにも
今生きてる役割とか
今生きていることを感じようと
生き生きあれるかなぁ


今日は
朝起きて朝ごはん 幼稚園の送りに掃除洗濯
ヨガの後
畑で晩御飯のキャベツの命収穫して
すぐお迎えに走り…

細切れ細切れな中に
色んなことを学ぶ日々


今までヨガは一息つくきもちいい時間

と期待しながら
このポーズ、もっと続けてたいな〜ぼやーん。
とひたるように参加してしまっていました。

ところがところが
「際限なき心地よさに耽溺しすぎることなく
今ここの限られた時の中で無心の時を得て
無我への修行をするのだ」

今日先生と雑談しながら
そんな一言ではうまくいえませんが
とてもかちーんとはまる感じを教えていただきました。

あいたたたぁ
痛いところ痒いところを。耽溺しようとしてました(笑
ありがとうございます


トイレいきたい時に「絵本よんで〜」ともってくる
ごはん作ってるときに「うんちもれたぁ」な
小さな命との笑っちゃう時間もまた
そんな無我への素晴らしい修行なのでした♪

うれしい発見でした
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引き寄せ合う。
 
惹かれあう
引き寄せあう
出会う
お互いが幸せに夢を実現する

そんな面白い会が我が家でありました。

2010年年明け
自然農で田畑をしながら
岡山のスローライフネットワークの中心として
みんなの夢の橋渡しをされている難波さんからびっくり一本のメールがありました。

”2月に向島のあなたの家でザ・シークレットの映画の上映会することにしました。”

この映画はみんなにシェアしなきゃー、と思ったそうです。

それで、
お茶目な展開で閃いた 農業に関心ある友人たちが引き寄せ合ってやってきました。

流れに任せ、7−8人?くらいでまったりそれぞれの思う道を語り合いながら・・カナ?
という感じでしたら
前日になって やっぱり行けるようになった、行きたい、私も行っていい〜!?と
人数も幸せも倍になり

みんなで肩をよせあって映画を見た後は
愛のもちよりランチと夢の持ち寄り会。

ほどよくそれぞれが熱く語れる人数と時間で 柔らかで元気な気が満ちました。


アースデーやマクロビ、わらべうたの仲間 アロマサロンやビオダンス、自然農、和の心、
ヨガ、雑穀料理、子どもとの時間、手芸、工芸、写真といった芸術活動等・・・

様々なフィールドで 
自分らしい生き方、役割をもち 
暮らしているみんなの中に
「土」というひとつのキーワードがありました。

幸せな気持ちで気持ちよく宇宙や人やすべての動植物に感謝して
生きていればどんどん願いは叶うのだと

そう思っていたら 嬉しくなってきたよ。

引き寄せって 特別なことじゃなくて、とっても日常の普通のこと。

今 ありがたくも これを読んでくださってるあなたも
毎日いろんなことを引き寄せて生きてますから。
そしてそれらとは何か閃きやご縁があるのでしょうね。

自分がどうのこうの、をもう過ぎ、地域のコミュニティ、世界の幸せのために
愛を配り歩く難波師匠。

無私無我の純粋なお姿は私の勇気です。
また楽しい展開になりますよー。

4月16日 福山アースデーが決まり、またみわさん中心に動き始めました。
そんな難波さんもぜひ取り込んで・・♪



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誕生日のたび。
 
とうとう ・・・な、お年頃となりました。


今日は最近衰えてきている気力をチャージしてきました。





昨晩思い立って 夫くんと小さな旅に。
幼稚園のお迎えでお昼までの短い時間でいける場所。

私の住む向島の東端から出ている 
この浦崎行きフェリーにのって鞆の浦方面へ。




鞆の浦からは この「平成いろは丸」という渡船に乗り




仙酔島へと渡りました。(手前は弁天島)

夫が小さいころここで海水浴をした思い出があるらしく
行きたいなぁ、と行っていたのを思い出して。
いつもは鞆の浦を巡って 「時間があったらあっち(仙酔島)も行きたいけどねー
またね」と言っていたのですが、今日は この島を目指してきました。

自然(蓬や琵琶の蒸し風呂)の恵みいっぱいのお風呂もあるらしいのです。



ところどころに看板や説明がありましたが ここは
今 日本中からこの島を目指して やってくる人々がいるという
話題の島なのだそうです。いわゆるパワースポットという場所ね。



干潮と満潮の満ち引きの高低差が4メートルもある仙酔島は
とてもエネルギーが高いらしく
この砂浜を裸足でゆっくり歩くと
体にたまった電磁波をアースすることが出来るのだそうです。

私たちは 蒸し風呂で芯まで温まった体で
勧められるがままに 海水にもつかりました。

体中の細胞がびっくりして生まれ変わり、頭痛肩こり腰痛・・いろいろ
痛いところが軽く楽になるんだとか。

これ、本当でした。
羽が生えたように体が楽になって 
午後は2人とも休まず
ずっと畑仕事ができたのですよ。

いつもは温泉にいくと ダルくなってしまうのに
体内の老廃物すっかり出して しっかりアースして 
本当に充電して帰ってきました。

内側からげんきが沸く 気持ちのいい島!



また我が住む島へもどると 春の日差しを浴びて
波のひとつひとつが光っていました。

今日は海ばかり撮っていました。





今年のプレゼントは小さい手、大きい手が作ってくれた餃子でした。
夕飯を作ってくれたのでお返しにケーキを焼きました。

餃子を作った時に ねぎを刻んだ包丁が洗えていなくて

同じ包丁で切ったイチゴが ネギの味でした。
ネギ味香るバースデーケーキでした。

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尾道  c.2  t.0
今だから気付くこと
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磨きベラ

作品の仕上げに使う大切な道具です

紙ヤスリを♯600くらいから♯3000まで順に7種類かけたあと
青粉でさらに滑らかに
傷のないように保ちます。

彫金はとにかく道具のケアが大切で
引越しやなにやらで しばらく出していなかった工具を
少しずつ丁寧に磨きなおしています。

とくにこの磨きベラ自体が傷ついてると
磨こうとする相手のことも傷つけちゃうんだよね…

そんな話を生徒さんとしながら

いえ、だから
道具をピカピカにしておけば 作る作品は綺麗に仕上がる

自分という大元を丁寧に磨くことで 触れる人々も輝く。

おおー・・人の関係や子育てと重なるんだなー

10年前はそんなこと考えずに
磨きベラの手入れしてたな。

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さてさて
今週はキャストに出した作品を
仕上げ、完成させた方がおふたり。

これはブローチの金具をかしめる作業。
atelier fika  c.0  t.0
木村さんの奇跡のリンゴ
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今朝 林檎蝋燭を作ろうと
ゆっくりリンゴを磨きながら
林檎をじいっとみていたら
だんだん
表面のランダムな点々が
とても美しくみえてきて
だんだん銀河に見えてきて
「リンゴって宇宙じゃん」
と思ったの。

こんなにリンゴの存在について考えたことは初めてで…

そうしたら、今日
あの!
木村秋則さんの自然栽培の「奇跡のリンゴ」を戴いたのです。

なんとなんと。

手のひらにずしーん。
なんという存在感。
身がぎゅうってつまって
なんという生命の味。

下さったSさんが
「そうなの〜!
木村さんのリンゴ畑、宇宙人が走ったらしいですよ」
っておっしゃってました。

やっぱり
リンゴって宇宙じゃ。

りんご。
じぃーっと 眺めてみてください。
そして布でぴっかぴかに磨いてみてください。めっちゃきれいですよねぇ。

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スノウドロップとにぎり仏
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尾道も雪がふりましたよ

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持光寺さんへ。

ずっと気になっていた
にぎり佛を作りに
雪の中坂をあがりました

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願い事を念じながら握るの。

自分の顔に似るんだよ〜って聞いたけど
なんかみんな微妙にダンナさんの顔に
似たような???(生協で毎週集う超ご近所主婦集団・・)
なにを念じたかなぁ。



尾道ではとても有名な
自分で作る自分だけの佛さま

持光寺さんに伺えば10分〜30分ほどで
作ることができます。


この前友人宅のトイレで
紙がなくて、トイレットペーパーが入っている棚を
開けさせてもらったら
なんとそこには「にぎり佛さま」がしまわれていた!
トイレの神様っ!?



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雪をみた日、
家の前にスノウドロップが
可愛らしい顔を出しているのをみつけました。

白い清純な花は聖母マリアの花と例えられていて
2月の妖精という別名もあるとか。

こういう小さな花がきちんと土の下で生きていて
今年もまた会えたことが幸せなんだなぁ。
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2月わらべうた会
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立春を境に急に温かくなり春を感じながらの2月わらべの会。

春らしい色を、と今日は
雑穀(ひえ)と野菜(人参、かぶ、おいものポタージュスープを用意して皆を待ちました。

こばちかさんのパンは
ホワイトチョコのベーグルと
まるごとトマトと玉ねぎジャムのおかずぱん

輪になり唄ったうた
♪まるくなれ
♪てんぐのめん
※三才男の子たちはひょとこの顔を一生懸命つくっていました。口をぐにゅうっと曲げて片目つむって…
何度も何度も歌ってだんだん早くしていきます
♪このこどこのこ
♪こんこんちきちき
♪だんだんのぼって
♪ぺったらぺったん
♪船の船頭さん
※うちのこどもたち(7歳4歳)の今の流行り!
お風呂で渡船ごっこをしながら「ご乗船くださぁい」と膝にのせて
「今日は荒波のせられぬ♪」のところではジャブンジャブン湯船のお湯が荒波になります。
♪うえからしたから
※6ヶ月の赤ちゃんが藍染布の端をつまんでニコニコしながら揺れる布を見ていました。
お兄ちゃんお姉ちゃんたちは布の下にもぐったりくぐりぬけたり。♪ずくぼんじょ
※高い高い遊びの一つのように赤ちゃんに歌ってあげると、とてもいいお顔をみせてくれて、
こんなに喜ぶんだ、おうちでもやってあげます。と、覚えていかれました

みんなで伝承研究!?したうた
♪うめとさくら
※グループを二つに分けるときにこんな遊びをしてた!というお母さんがお二人!
二つに分けたあとに続けて「はないちもんめ」の遊びに移行するんだとか!
はないちもんめの前にする遊びとしては本当にぴったりで面白いだろうな。

負けたグループへの楽しいバツゲームとして
♪地獄極楽
も面白いですね

♪はないちもんめ
は、地域による歌詞の違いでまた盛り上がりました。
名古屋あたりだとまだ
「隣のおばさん…」の一連の下りがあるようで
兵庫で育った方は「隣のおばさん」はもう出てこない模様。
尾道は「ふるさともとめて…」(まとめて、と歌っていた方もいました)

昔はきっと近所のお兄ちゃんお姉ちゃんに自然に教えてもらってたんだよね
今も幼稚園保育園によってわらべうたにすごく取り組んでいるところがあって
先生が教えてくれて遊ぶのがきっかけになってたりするね

等々話していました。

わらべうた資料や自分自身のわらべうた経験をもちより
皆がこれから先の伝え手になります。


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今日も持ち寄られた母の味の
作り方をあれこれシェアしあいながらお昼は過ごしました

頑張らないで作れる
副菜をね


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例えばYさんの創作レシピ
熱したごま油と梅酢のタレを白菜にからめて
お焦げ煎餅や家にあるお煎餅をパリパリわってのせるサラダ

すぐ真似出来るね〜今夜しよう♪と幸せにシェアさせていただきました。


Yさま
もし…ブログ見たらレシピ補足お願いします
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