すぐ前の浜辺で
あさりほりをしている人々がたくさん。
子どもたちを連れて浜遊びついでに行ってみると…
そこには
「生きていく術を教えてあげるよ。何も知らんじゃろ〜から」
と
自給自足のおばちゃんが目の前に現れ
有難い生きる術を次々教えてくださいました。
ホントに何も知らない私たち親子に…
「次の次の潮がきたらもうあさりは子をうみはじめて赤潮にもなると貝毒も出始めるよ」
「今一番おいしい時期で
これはたて貝っていって食べられるよ」
「この虫で大きい真鯛が釣れたよ」
「このカニは触ったら手が腫れるよ」
「この貝はお父ちゃんの酒のつまみになるよ」
「せっかくこの島で生きていくんじゃけ〜
自然のことや生きていく知恵を沢山知っておくんよ」
子どもたちにそう言って
掘ったアサリを半分下さって
颯爽と帰っていかれました。
確信に満ちた目が印象的でした
ありがたき生きた知恵です。
あ あさりちゃんは コッチ
しばらく採れなくなっていて
また最近採れるようになったとか…
海の水の変化?
おばちゃんたちは外来種の貝や魚が
温暖化で瀬戸内海に入り込んできている変化もあると話していました。