yu+ru+ri 尾道便り。尾道水道にほど近い
彫金工房から
暮らしの徒然ごとを。

atelier fika

CALENDAR  RECOMMEND  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK
CATEGORY  ARCHIVE  LINK  PROFILE  OTHERS
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

-  c.0  t.0
季節のかおり
121023_0858~02.jpg
金木犀の香りが
雨つぶではじけて
空気にとけていきます

今日は 傘をさして
てくてく幼稚園まで
香りのトンネルを幾つも
くぐりました
尾道  c.0  t.0
初みかん
121013_1015~01.jpg
近所の友人から 今年初のこの島のみかんをいただきました

六歳の手にぴったりの小ぶりみかん
驚きの甘さでした。

みかんの島のみかんの季節が始まりました。
尾道  c.0  t.0
寒さがくるぞ〜出張わらべうた
121013_0942~01.jpg
今夜から急速に冷える
というニュースをきいて

♪ちんちろりん
ちんちろりん
肩刺せ裾刺せ寒さがくるぞ♪

今日お招きいただいた
栗原北の子育てサロンは

こんな歌から はじめました

岩国でわらべうた伝承されているトッキーさんから
「寒さに備えて針仕事をするうた」と教えていただいたんです。

秋の虫の声が ”そろそろ冬支度しようよ” と
囁いているみたいな風情がとても気に入って。

銀のクーゲルを回しながら
小さなみんなの耳に美しい音色がとどいたかな



121013_1001~01.jpg
♪ひみつだもん

のかわいいうたで
玉手箱から出てきたのは…

121013_1002~01.jpg
大黒さまの御使い。

日本のわらべうたにたくさん登場する ねずみ。

うちの夫が作ったのですが
この白ねずみくん リアル過ぎて
逃げる子も…ごめんなさい!

ねずみが大好きなお米の収穫時期

*ねーずみ ねーずみ どこいきゃ 
 
*ぎっちょぎっちょ〜米ついたら離そ 

*ぺったらぺったん

*せんべせんべやけた

などなど
お米にまつわるうたを中心に
遊びました

せんべせんべ、のあたりになると、2−3歳の女の子
一緒にうたって、お手玉を ていねいにひっくり返していました。




次回 おのみちわらべ
どなたでもどうぞの会は

11月9日金曜日
尾道市民センターむかいしま こころ 二階 和室 10時半〜11時半
資料代他 2百円です。
次回は予約は要りません。

今年度最後の定例会となります。(12月は忘年会です)
わらべうた  c.0  t.0
感じるわらべうた


”10月、今治と倉敷の用事の間に 尾道でわらべうたのワークショップできるかしら”
―あきこさんから ご連絡をいただいて


「秋の青空の下で あきこさんのわらべうたを みんなで感じたい!!」
と思いました。

 
 そして
 ぽかぽかの”あきこさんのうた”が尾道のなかまたちに届く日がきました。

 
とーんぼ とんぼ このゆびとまれ



なんと50組の親子さん お孫さんを連れたおばあちゃん
        遠く広島から 大学の先生まで お越しになって

あきこさんのわらべうたを 心とからだで感じるひとときになりました。


人のつながりから 洋らんセンターさんもこの企画、いいね、と
賛同して下さったのですが、当日驚くほどおこし下さった方が多く 
駐車場でごめいわくをおかけしてしまったようです。申し訳なかったです。


洋らんセンターという場のパワーも人を引き寄せたのでしょうね。
本当にわらべうたにぴったりの場所とお天気でした。




アシスタントの うめさん の 「いちべえさん」のうたの最後

”すっぽんぽんのぽーん!”

赤ちゃんも 両手を天に向かってあげていました。

***


大変にハードスケジュールになって あきこさん&うめさんには 申し訳なったのですが


お二人のお人柄から流れる わらべうたの世界にみんなぐいぐい引き込まれました。




みんなの笑顔のために 日々 地域で 子育てのサポートをしてくださっている
民生委員さんや サロンをお世話くださっているお母さん方、
そして 小学校の先生方も あきこさんを楽しみにお迎えしまして・・・

だんだんに盛り上がり

あきこさんを 大歓迎の みんなの持ち寄り手料理や
各団体からの補助金
わらべのメンバーや子育てサロンのママさんたちの受付

尾道の手合(てごう)を感じずにはいられない


驚異のわらべうた 3本立て IN おのみち 




小学2年生 一時間目の授業

足をかけて みんなで水車になって 跳んで回ります

♪ 江戸のかわせの みずぐるま しかけがよければ よくまわる〜




さぁ まきくば まきくば ♪

からだを動かす沢山のわらべうたを教えていただきました。

大切なこともからだで教わりました。 息を合わせること!!!



****

そして 放課後は 幼稚園児,小学生1.3年生も集まって








一曲 一曲
親子や こどもたちの 遊びの中に くりかえし 楽しまれて

歌い継がれて ゆきますように

「わらべうたは 人と人 人と地域とをつなぐ アートです」





 次回 おのみちわらべの会は

2012年 11月9日(金) 10時半〜11時半
尾道市民センターむかいしま こころ 和室
活動費資料代他 実費 200円 

♪あきこさんのわらべうたの世界をもう一度みんなで。

♪それから 秋〜冬の入りぐちを 感じるうた
♪わらべうたのあやとり遊び など。

今回は予約は要りません どなたでもどうぞ。
あきこさんの会に参加された方は 当日お配りした資料をお持ちください。

※あきこさんのCD(和楽器でわらべうた)が欲しい、と 問い合わせをいただいています
  数がまとまったら あきこさんにお送りいただけるよう お願いしますね

  おのみちわらべの会に 来られる方には 手渡しできますので
  kakoまで言ってください。(10月いっぱいで 一旦〆切ます)

 
会を終えたあと
ずっと あきこさんのわらべうたの世界の余韻で 
頭の中で うたをうたい続けている・・・という連絡が何人もの方からありました。

心に幸せな空気が残る、そんなわらべうたの時間をこれからも大切に
一曲一曲伝承していきますね。

****

今回 大きなことを学びました。

少しは気づいていたことではあるけれど、それがはっきりした!


<わらべうたは 人間の真実の歴史>

実は恨み節も含めて、真実を唄って 膿出しをしながら 人は癒されてきた。
わらべうたには そんな歴史もあるんだ。

この話をうめさんともあきこさんとも 民生委員のえりこさんとも 深めました。

尾道でわらべうたの会を始めたばかりの時
「ボウズ、ボウズ 可愛いときゃ、可愛いけど にくいときゃ ぺしょん」
をご紹介したときに 「私 いつも 良い母でなきゃ、って しんどくなっていました」
と涙を浮かべたお母さんがいらしたのを思い出しました。


あきこさんは 裏表なく、ストーン!とものを言う方。

子どもたちとも 遊びを通して真正面から向き合います。
”人生はね、オブラートに包んで 甘いこと、優しいことばかり言う人に守られてばかり
いないわよ、一期一会、その時の出会い、それをどう感じ取るか”
その時傷ついても、もらった真実の言葉から 自分はどう奮起して成長してゆくか・・・
もちろん その言葉には その子への嫌悪感は全くないことが大切ですが。

やはり 「生きる力」につながります。

小学校でも最近は 生徒たちを傷つけないように、傷つけないように、と
守る傾向がある中、その子の今向き合わなければならない 真実を言ってくれる人が
少なくなっている―
すぐに傷つけられた、と親が出てきて、
大切な子どもの心の成長の機会を奪う、そんな場面も多々あるようです。

子どもたちに伝えたい 学ぶべき 本当のことは何か、
とても深い深い経験をさせていただいたように思えました。

わらべうたの中の本音、そんな部分にも迫りつつ、研究を続けてみます。
本当の癒しは見せかけではないのです。




わらべうた  c.0  t.0
| 1/1 |