yu+ru+ri 尾道便り。尾道水道にほど近い
彫金工房から
暮らしの徒然ごとを。

atelier fika

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旧友×大三島
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人生の岐路を迎えて…

二泊三日で わが島に滞在した中学校の同級生と
連日どっぷり語り合いながら
尾道寺巡りとしまなみ海道ドライブ三昧しました。

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晴天の大三島(この島から先は 愛媛県)

みかんや レモンを収穫中の畑、そして海。


収穫作業中のおじさんが聴いている AMラジオから

♪おっかのうえ〜ひぃなげしぃの〜ハナで〜♪
  ・・・・アグネスチャンの声がこだましていた(笑)



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B&B潮風さんから教わった おすすめコース☆

海沿いに
美術館三つ

まずは
ところミュージアム大三島

トム・ウェッセン
ノエ・カッツ
ジャコモ・マンズー
林 範親
深井 隆…

みかんの段々畑に立地していて

楽しくてこんなわくわくする美術館 久しぶり!

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段段を 下まで降りれば

そこは 海辺の舞台で

なんと コーヒーセットと椅子が用意されている♪


居合わせた小さな女の子も
コーヒー片手に海を見て  浸っていました


お茶して 海見て
あっという間に小一時間。

が〜!もぅ
幸せすぎる〜

天国へトリップした!
”ここは 日本じゃないよぉー”と、叫ぶ友人。



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お隣の
伊東豊雄建築ミュージアム。

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窓から切り取る
海もまた いいものだ

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多面体の建物に包まれて
眠ってしまいそうに ほっとした。

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豊かな心で暮らせるような仮設住宅…あたたかな場を創ることに尽くされている建築活動。



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あまりの 海の美しさに

最後の
岩田健 母と子のミュージアム はわからずに 通りすぎてしまいました…

また近いうちに アンコールドライブすることにします

それほど このコースは気に入りました。



絶景の多島美の中での お昼ご飯
これは最高のピクニック♪

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大山祇神社
若い木々に護られ 慈しまれている老木が
           嬉しそうに美しい秋の装いに

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いつもながら 木々の力に勇気付けて戴くのです




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お隣の、生口島へ渡りサンセットビーチへ。

海を見ながらしゃべるしゃべる…

クラス担任のN先生が赴任初日にみんなの前でギター弾いて熱く歌い
ドン引きした思い出

好きだった男子の話

仲良かった班の仲間のこと…

その人その人の書く字の特徴をよく覚えていたり

ほんとうに あっという間にウン10年前に戻って 笑った笑った。



瀬戸内の海は 優しく笑っていて

友人は 女神さまの海だよねぇ〜

と言っていました。

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向上寺。
孤高の存在感。

ゆーったりとたたずむ 国宝。


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海をみながら

今の 迷いや決心 過去 未来
色んな話が続く続く。

話ながら 心を整理していったみたいな。

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尾道と瀬戸内の海は なんでも 包んでくれる。

のんびりしたくなったら またおいでね〜
尾道  c.0  t.0
弦楽器!
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コンサート後の舞台

弦楽器体験
大盛況

楽しいコンサートになりました☆

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ヴァイオリンの顔
愛らしい…

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小さな演奏者たちへのご褒美

甘酸っぱいレモン味の美味しいヴァイオリンクッキー!
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工房に響く音
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せいとさん
茶漉し制作中

かーん かーん かーん
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旧友の言葉




  ”批判にエネルギーを注ぐより、受け入れてしぶとく生きようと思う”


たまたま目にした小学校の時の大親友のブログから。

あ〜!!!こんな言葉、大好きな彼女らしい♪


ちょこちょこ不快なことがあって、

・・・それでも 相手の立場に身を置いて考えたら

大分小さく収まってきて、まぁ、いいかぁ、と思ったのに


誰かに報告したら それがまただんだん嫌なエネルギー化してきて自己嫌悪。

胸に収めておけばよかったのか、一応爆発させて消化しちゃった方が

すっきり忘れられるのか・・・・

時が解決したはずなのに、違うものは違うので

あまりに消化不良だとやはり膿はたまります。



わたし、人生の中で数度しかないけれど

本当にダメ!なときは ドカ〜ンと 思い切り怒ります。

でも、きれいさっぱり恨みなく 感情を忘れるたちで

夫や妹から 「あのこと、あんなに怒ってたのに、全然覚えてないの??」と

びっくりされることがあります。



夫が俺はこう思う・・・と、しみじみ話していたのは

恨みを徳で返す・・・諸説ありますが歴史上デリケートな蒋▲石さんのお言葉


 ”批判にエネルギーを注ぐより、受け入れてしぶとく生きようと思う”

旧友が 最近 私のココロに身辺に 再登場です。


離れていても 大好きなともだちとは ココロつながる。








ことば おんがく  c.0  t.0
0歳〜OK♪親子のためのコンサートへ行こう





MCにてお手伝いにまいります

尾道市教育委員会主催の親子のためのゆかいなコンサート、無料です。
明日11月23日13時半〜いつもの「こころ」です。


・・・こんな風に さらり、配られておりますが

あの、小島先生がこの尾道、向島で 小さなこどもたちに
音楽の世界を伝えようとしてくださっていることって 奇跡、大感謝。

広島を、尾道を愛し、
世界に心を開く音楽人を育ててくれようとしてくださっているのです。

競争じゃないよ、ハーモニー・・息を合わせる、心を合わせる協調だよって。



そして、尾道の0歳〜の赤ちゃんの耳に、心に 全身に
本物の 生の演奏が届く機会です。



小島先生ご夫妻の心が動いて、尾道市が動いて、
絵本作家のHさんからも来場のみなさんへことばのプレゼントがあり
尾道大学の卒業生さんたちからも 尾道の四季〜映像のプレゼントがあり・・

尾道の音楽文化を育てる一流のココロがこの日に向けて動いているような気がします。
音楽を通してつながる人々が織りなす あたたかなひととき


当日のステージ、
そして全国→世界で活躍されている
小島先生のお弟子さんたちも集合しての 驚くべき豪華さです。


尾道出身のアーティスト、沖増さんも 
ライブ活動の超ご多忙な中 向島で演奏してくださいます
去年の映像のようですが・・・ブルネイの国王さまの前で演奏されたんです
http://youtu.be/KBn3xcM8Mbk

http://www.deep-river.jp/fantasia/
↑沖増さんの生の演奏聴いてみたくて
わくわくしてきませんか

当日演奏してくださる曲は ヴィヴァルディ「四季」

ヴァイオリンをはじめたばかりの尾道のひよっこちゃんたちとも
何曲か弾いてくださいます。

小さなひとびとのヴァイオリン弾き姿、愛おしいです〜
おもちゃのシンフォニーのラッパや鳥の声がする笛なども
・・一生懸命練習していましたよ。


明日はこころで 音楽に包まれましょ〜う。

尾道  c.0  t.0
お母ちゃんにできること
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いきいき産直さんのカタログに入っていました

わらべうたを教えてください、と尾道にいらしてくださり
交流が生まれた三次のマキさん。

広島ではわらべうたで母の平和の輪を指揮されました。

マキさんのお人柄の周りには、楽しく人が集まってくる感じです。

海外での体験のお話や
早い段階から大学にかけあっての給食の放射能測定
「三次のお母さんたちとね、リンゴペクチンを
みんなで煮てみたの〜」
などなど、いつでも今すべき旬の行動をぱぱぱ、と
しかも笑顔でされるのが印象的で

最近はあちらこちらで講演されているそう。

いいないいな、マキさんの輪。もっと聞きたいな、彼女のお話
・・と常日頃思っています。

心にすっと入るお話が聴けそう

私は幼稚園関係行事で行かれないのですが
全てのお母ちゃんに!

今週末17日土曜日 14時から
福山市市民参画センター四階会議室
参加費500円
事前申し込み不要
会場内キッズコーナーあり

主催 みどり福山
大好きなひと  c.0  t.0
トランスパレントスターの奉仕

冬を迎える 暮らしの中に トランスパレントスター。
こころの内側にも光が届くような。


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わらべうたのことが多いこのブログですが

今年は幼稚園役員で
幼稚園と家(工房)の往復の日々(つまり、ほとんど島から出ない)

社会規律の確認、整理、事務仕事…
子どもに見せる母の背中について学ぶための有難い日々な気がします。
そしてどれだけ地域の方々に日々お世話になっていることか。

子どもの幼稚園が親の最終学歴とは このことか。
貴重な経験です。

数とお金を合わせたり 慣れないパソコン書類作りの事務で
頭と心が休まらない日々から救ってくれたのが


友人で、工房の生徒さんが持ってきて下さった
 ”トランスパレントスター作り”


米子のキルト作家さん中心に
三原のトランスパレントスターの先生、尾道のSさん♪ 
愛の仕掛人。

丁寧な心でご用意下さった
絶妙な黄金比率に切った、長方形のトランスパレントペーパー
そして、自分の手持ちのトランスパレントペーパーをみんなで沢山折って…

東北の仮設住宅の長い冬の窓辺へお送りするのだそうです。

真心を 島の外へ飛ばして〜尾道流星群と名付けられたそうです♪

毎年毎年
 この時期に スター作りの手しごとはしているのですが、

こ〜んなに作ったのは はじめて。
 



今年は 我が家のこどもたちも 祈りを込めて 心静かに集中しました。

ご近所のお友達や たまたま会えたお友達も協力の手を下さいました。




北国の長い冬の光は貴重。
太陽の光の楽しみ、温もりを何倍にも感じさせてくれるスター。

折りながらもひかりに透かして
癒されています。

集まってきたみんなの手と心のトランスパレントスターのほんの一部です。

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    不器用な息子の手も 張り合わせ作業、頑張っとったよ。


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今年最後のわらべうた会
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わらべ 定例の集いは 11月で今年の締めでした。

はじめてお越しくださった方 嬉しかったです
勇気のいることだったかもしれません
ありがとうございました またゆっくり是非。

親子総勢35名と、少し人数が多めだった今回は
賑やかに笛や布、お手玉やあやとり、くすぐり遊び、門くぐり遊びなど。



何回か遊びに来てくれている 1歳2ヶ月のKちゃん。

いつものように まぁるくなあれ…と うたいだすと
すぐに 私の目の前に つたないよちよち歩きで やってきて
一緒に右、左に歌に合わせてゆれはじめます

おうたをうたいだすと もっと近づいてきて
私の口元をじぃっと見つめて揺れています

嬉しいし楽しい。

でも
彼女の真剣な眼差しに はっ、と気付かされます

わらべうたという宝の栄養を Kちゃんの中に受け渡す。

正しい口の形、言葉や、うたのリズム…覚えたくて覚えたくて
胸の鼓動すら聴こえてきそうなKちゃんのわくわく

好きなうたにぴったりはまった時のみんなのわくわく
今は走りたいさかりの3−4歳の心の躍動感

わらべうたを通して
小さい人たちと向かいあうことの尊さと責任を感じずにはいられませんでした

小さい人たちは 全てを透かしてみている、全身全霊を見せてしまっている


楽しくて好きで好きで研究し続けているけれど

姿勢正して 本物を伝えよう
私が学んできた限りの真ん中のことや心を解すということ…
小さい人の真剣に寄り添うようにもっと学びは続く

全身全霊だけど 自然であること


*****


木枯らしも吹くようになった11月の尾道ですが

あきこさんから伝わった、
沖縄からのあたたかな風や海を感じながら…

♪波波わんわちゃくり
♪てぃろやがんがん
♪ふゆべま

♪こりゃどこの地蔵さん
♪えびとかに


収穫の秋
本物の稲穂に触れながら お米に感謝する歌を

♪ちんちろりん
♪ぎっちょぎっちょ米つけ米つけ
♪ぺったらぺったん餅つけ餅つけ

♪ヒミツだもん
♪ねずみねずみ(白ねずみで)

♪もちつけぺったん(あやとり)

…等々

最後は走り回りたいお兄ちゃんたちと一緒に
♪どんどん橋わたれ
♪さよならあんころもち

****

毎回繰り返し繰り返し遊ぶうたと、季節のうたがあります


来月は忘年会です。
12月14日12時からです。
向島のお母ちゃんの味をみんなで味わいます

会費1000円(キャンセルは2日前まで)
おこさまのおにぎりと塩麹野菜スープはなんと、おばちゃまからサービス

参加の大人とお子さんの数を11月末までにご連絡下さい。


次回 誰でもどうぞのわらべうた会
2013年1月11日金曜日 10時半から こころ和室 資料代200円

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毎回反省だらけな私ですが
それとは裏腹に 美味しいスタッフ反省会


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摘果のネーブルをあしらい
ヨーグルトとスパイスでインド風のサラダを出してくださった
カフェめし 作りの名手 Sちゃん!

わらべのお母さん方 それぞれ 色んな先生です。


わらべうた  c.0  t.0
尾道の子どもたちが泣きまくる一日。

尾道の秋も深まってきました。

今日は 尾道の奇祭、ベッチャー祭り。

街中は観光客の方も たくさん押し寄せてにぎわいます。



どんどこ どんどこ 太鼓の音が ひびいてきます。

べっちゃーが来るぞ、べっちゃーが来るぞ。

子どもたちの心拍数が上がってきます。




渡船に乗っている時から

「お腹がいたくなったから 帰る」
と、うちの オソレくん。



母もココロを鬼にして 泣きながら逃げまどう息子をひっつかまえて
鬼たちに 叩いてもらうように 差し出します

つかまえにくる かこちゃんの方が怖いんじゃん、と友人に言われつつ

泣いてなんぼ、怖がってなんぼじゃ〜、と これまた開き直って私も一緒に
叩かれの輪に突入しました。





今年は強烈に痛かった ショーキのささら

この棒で叩かれると 賢くなるそうで。

お願いだから 私の おバカをなおしておくれ。



 

去年まで 強烈に泣いて逃げていた娘、
3年生になった今年は急に 怖さ克服。

自分から 冷静に叩かれに 立ち向かいました。




今年も 無病息災
元気で過ごせますように。

ベッチャー祭りは 毎年きまって11月3日。

また来年、ぜひ尾道にお越しください!


 
涙でヨレヨレの息子の後姿。
尾道  c.0  t.0
ベル・カントホール
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先週末は司会のお仕事を仰せつかり 瀬戸田のベルカントホールへ行きました

イタリア・クレモナ在住42年、ヴァイオリン作りの巨匠
マエストロの石井さんとイタリア人奥さまのジュージーさん(愛称)
そして長崎から石井さんの親友&トークショーのパートナーをお迎えして
打ち合わせから 人生の話やものづくりに生きる姿勢のお話を
たっぷりお伺いしました

私はお仕事をして こんなにもゲストの方からパワーをいただいたのははじめてです

ヴァイオリンの弓作りで少し彫金技術も必要で、と思わぬ彫金の話も弾みました

石井さんは別れ際に
茶目っ気たっぷりに
「クレモナに戻ったらアーチェリーを習い始めるよ。
一念、ということに魅力を感じる
。仕事をする時の集中力ももっと…次のオリンピックはアーチェリーで出るからね」
と。

大好きな魂の方!うんと遠くて大きな存在なのに温かくて近くて。


著書の「秀吉が聴いたヴァイオリン」もおすすめです。



お世話下さった、私たち親子が大好きな絵本作家のHさんや
想いを共にしてお手伝いに駆け付けた素敵なお仲間
若きヴァイオリニストのRさん、
スペイン育ちのチェリストMさん…気持ちのよいムードが
当日のホールいっぱいに広がったコンサートでした

RさんMさんベルカントホールの音響の素晴らしさを引き立てる
最高にカッコイイ演奏でブラボーとアンコールの嵐
世界に羽ばたいている若きお二人の腕と情熱に
心をわしづかみにされた方多いはず。

**

イタリアの農村で育った静かで温かなジュージーさんからいただいた
美しい秋色の紫陽花の花を ドライフラワーにしようとつるしながら


石井さんの豊かな人生の横顔や
ジュージーさんの女性としての心の美しさを胸の中でリフレインしています。



聴きに行った 音楽ちんぷんかんぷんの息子も
「ヴァイオリンの音が いっぱい耳にひびいたよぉーー」と
目を輝かせていました。

小さな頃から 全身で音を感じる贅沢な体験、
本当にありがたく、貴重です。

瀬戸田ベル・カントホール

素晴らしい音楽を全身で感じる
瀬戸内の宝です

尾道  c.0  t.0
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