次回おのみちわらべは
明日 11月8日(金)10時半〜
尾道市民センターむかいしま こころ 和室です。
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親子でわらべうた遊びをする時
そこに何も気の利いた道具がなくても十分ではあるのですが、
せっかくみんなでわいわい遊ぶ会の時は
お手玉を使ったり、
ふわふわの布の動きを目で追ったり、
羊毛ボールを転がしたり
手の中に包み込んで丸くて温かな感覚に触れたり
季節のものを愉しんだり
折に触れ、さまざまな角度でわらべうたの古き良き世界を
身体いっぱいに感じられたらいいな、と会費は資料準備の他にも
少しずつ大切に使わせていただいています。
さて、前々から温めていた
大きな大きなシルク布のビワ染め作業をやっとしました。
朝もはよから
野生のびわの黒光りした葉っぱを頂きに山でごそごそ。
朝の山の空気は清らか〜
私の身体の中もすっきり空気の入れ替え。
と思いきや
蜘蛛の巣がびろーん、と顔にかかり
山の朝の洗礼をきちんと受けました
琵琶の葉っぱは
一枚一枚ありがたく選ばせて頂いて
一枚一枚束子でごしごし洗い
今、コトコト煮ています。
この時に家いっぱいに広がる
びわの葉の香りの中で深呼吸するのも幸せ〜
4日後、
染液がだいぶ赤く染まってきた金曜日
草木染で布ナプキンを作りたい友人も
遊びにきまして、
わいわいと染めの作業をしました。
できあがり!!!
優しい秋のピンク。
これにくるまれながら
わらべうた遊びする小さなみんなを早く見たいです♪
この草木染布ナプキン・・・
無漂白のネル生地を使うのですが
暮らし方や生きる背中が素敵だなぁ、と憧れる方から
自分でちくちく縫って草木染めする
エコナプキンの世界を教えていただきました。
「ひろがれひろがれエコナプキン」の著書やスペースムウさんという
温かな拠点を中心にしながら全国に伝え手が居て、
じわじわ幸せな広がり方をしています。
ここは聖域。
決してビジネスには乗らぬ、そう、清々しく降りてゆく生き方。
草木染で布ナプキンを作る作業、
季節を変えながら何人もの方と
一緒にしてきましたが
なんて幸せな作業なんだろう、と
いつも思います。
先日はピアノの調律に来て下さったお姉さんが
縫いかけのエコナプキンを見て
作ってみたいです〜、と
1セット持ち帰られました。
無漂白のネル生地はうちで 布の実費(1メートル千円)にて
お分けしています。1メートルあれば
大中小サイズのナプキン3枚×2セット+中2枚
…8枚くらいは作れてしまいます。
2メートルあれば、大中小サイズが5セット…15枚。
初潮を迎えたばかりの全国の女子たちにも十分手が届き、手作り可能で
今できる限りの最高の身体へのいたわりが
自分自身で出来るように、という
スペース・ムウさんからの本物の愛情が詰まっているのですよ、
感謝感謝。
縫う、豆汁づけ、草木染、
と三段階(染め材料摘みも入れるともうひと作業)
手をかけるのですが、
ややこしいことは続かない私が
もう7年続いているのですから、
誰にでも薦められる気がします。
エコナプキンの世界は極めてシンプル
最初に草木染の手作り布ナプキンのことを知った時の驚きとか、
布にはじめて触れた時、
はじめて使った時の快適さとか
込められた想いを知った時の感動とか
はじめてエコナプキンのことや作り方を
伝えさせてもらう時には
そんな幸せ感を忘れずに
一緒に手を動かしたいなぁ、と思っています。