わらべうたより〜(福島方面から伝わった、わたしたちもよく歌うわらべうた)
米という字を ほどいてみたれば 八十八と読めまする、読めまする
米をつくるにゃ 春夏秋冬 八十八の 手間かかる 手間かかる
米をほろけば(こぼせば) 神と仏の 八十八の ばち当たる ばち当たる〜
お米さん、籾まきして
つんつん、と苗が育ってきました。
もうすぐ 田植えです
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次回 おのみちわらべ
2014年 6月 13日(金)
10時半〜11時半
尾道市民センターむかいしま こころ 和室
資料代・実費 200円
前日までにご連絡ください★090*6346*7683 おのみちわらべ
(尾道わらべうた伝承研究会)
「おのみちわらべ」の会は、わらべうたを通じて
のんびりした交流を できたらいいなぁ、と
ひとり、また、ひとり、集って
続いている ちいさな集まりです。
”かごめかごめ”、や ”はないちもんめ”、”ひらいたひらいた”
など、こどもたちの遊びとして 今の世には広く伝わっている「わらべうた」ですが
うまれたばかりの赤ちゃんと コミュニケーションができるような
親子のすてきなあそびうたも たくさんあります。
それは 昔のかあさんたち、先人たちの 知恵の積み重ねー
育児の知恵の結晶みたいな 尊い宝です。
自然回帰していくような 懐深い魅力があり、
自分自身をつきつけられる、育児育自のしんどい場面を助けてくれる存在です。
生の真実をとらえて カラリと、時に しっとりと、自分を包む世界をうたうのです。
わらべうたへの恩返しも込めて、
一曲一曲 手渡し 橋渡ししていけたら、と思って
6年前、尾道で そっとわらべうたの傘を開き
月にいちどですが、つづけています。どなたでもどうぞ。
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昨日は 尾道市の子育てサロンの代表者さん方の
交流会で 少しだけ わらべうたをお伝えさせていただく機会がありました。
尾道には たくさんの 小さな地域の子育てサロンがあって
引っ越してきたばかりで知り合いがいなかったり
はじめての赤ちゃんで 戸惑っていたり・・
そんな おかあさん方も
ゆったりと迎えてくれる小さな集まりが
たくさんあります。
子育てサロンは、尾道市とのしっかりした連携のもと、
地域の主任児童委員の大先輩方の温かいアドバイスや、
先輩ママさん、同期ママさんたちとの
こころのつながりをいただけるような
住んでいる地域密着の、ほっとする場所だなぁ、と思います。
私自身も、たくさん こどものこと、自分のこと
相談にのってもらったり、ときに わらべうたを通して
近所にうまれた可愛い赤ちゃんやおかあさんたちと
知り合わせてもらったり、
子育てサロンのおかげで
実母が亡くなっていて、生まれ故郷が遠くにあっても
心細くても、こうした生身の人のつながりから
子育ての時期を支えていただいてきているんだと思います。
近くの子育てサロン、探してみてくださいね
子育ての考え方も多様化していて
流行りすたりなどもありますが、
レトロながら、確実に人々を包んで 心を育む愛の力が詰まっているわらべうたは
維新や戦争などで途絶えたものもありますが、
その良さが再び日本各地で見直され、広まってきています。
日本人のDNAに入り込んでいるリズム、魂の言葉・・・自然派生の本物中の本物なので、
色々なおかあさんが集まる子育てサロンで 広く沢山のお母さん方が覚えて
暮らしの中のわらべうたが普通に蘇ったら素敵だなぁ、と思います。
いろんなわらべうたがありますから
まずは 一曲
お気に入りの わらべうたを見つけてみたらいかがでしょう!