yu+ru+ri 尾道便り。尾道水道にほど近い
彫金工房から
暮らしの徒然ごとを。

atelier fika

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魂にひびく存在
これはどうしようもない、好きなものは好き。

響いてくるものは 響いてくる。


大好きな人と大好きなうたと 気持ちの良い人のつながりの中で
この秋も 幸せに わらべうたの明子さんをお迎えすることになりました。


今日は 小学校2年生の授業に入ってくださいました。

みんなじいーーっと くいいるように 明子さんをみつめていました。

私は74歳ではっきりわかった、
あなたは わらべうたを伝える人になりなさい、って
そういう役割で生まれてきていることを。。。

そして、子どもたちも
あなたたち ひとりひとりにも 
これをするために生まれてきたっていうことがあるの。

・・・

人の中を転がりながら 生まれて 繋がれて 
人の営みによりそってきたわらべうた。


こどもたちに エネルギーの種まきをしてくださったようでした。




200年前のこどもたちは こんな歌を作ったのよ、

日本人ってすごい
 たった一文字で数を数える知恵をもっていたのよ

私もわらべうた大好きだった小学生時代に戻ったように
聴き入りまして

その日は一日


うの字 うっさいこく うんじゅうじ うららんが
うっさいこく うっさい だるまのだるまの子
うっさら まっさら うの字が
うんぎり豆 十三だいず

熱病のように 頭が はじめて教わったわらべうたで
いっぱいになりました。

そうそう、この どうしようもない面白さの感覚。

ああ、この面白さが 両手から こぼれ落ちてしまわぬうちに
身体に染み込んだら、きっと 一生面白い。

こどもたちとも 今日のうたたちを 歌い継いでゆきたいです。






 
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秋のわらべうた 島めぐり
9月 10月は 定例会のほかに
瀬戸田(生口島)や 因島へ
私の大好きな
わらべうた遊びを いくつかずつ運んできました。


とーんぼとんぼ このゆびとまれ
とーんぼとんぼ めをまわせ
まーわせ まわせ
めを まわせ


あーかとんぼ あかとんぼ
ようとぶ とんぼは あかとんぼ

はねのないのは
とうがらしー とうがらしー

生口島
瀬戸田にはわらべうたに力を入れている保育園もあるとか。
その保育園から お一人 わらべうたが だーいすきになった
Tくんが おかあさんと参加してくれていて
瞳きらきら 声もいきいき 体中でわらべうたを楽しんでいました。

もう わらべうたの喜びを魂で知っているのねー。

向島
定例のわらべうたの会でも はじめて参加してくれた女の子。
ちょっと恥ずかしいのか、戸惑っているのか 
ずっともじもじしていたのですが、
♪どんぐり ころちゃん♪
の歌が 急に「すぽっ」と はまって
急に 踊り出してくれて 思わずみんな笑顔がこぼれました。


因島では 
♪だんだんのぼって♪
を おじいちゃまおばあちゃまも一緒に歌って下さり、
感謝感謝。
ふくすけさんの 指マッサージでお礼をしました。

わらべうたを歌いながら
自然にこころがほどける瞬間は 本当に胸がときめきます。

お呼びくださり、お迎えくださり ありがたい限り。

お手玉遊びもしたかったなぁ
季節のわらべうた もっと遊びたかったなぁ、

・・・どんなに準備をしていっても
いつも その時の 顔ぶれや空気感で 私の口からこぼれ出す
わらべうたは 準備とは大分違う 展開になりまして・・・

ああ、この子たちは 今 ゆったりしたい感じかな
だんだん動きたくなってきた感じかな
今日は暑い、熱い! もうエネルギー炸裂しそう??

この季節、このうたは唄いたい!!と
心してゆくのですが、ああ、やっぱり こっち??と
遊びたい心の方向と真剣勝負?な感じです。

もっと自信をもって
ぐぐっと こちらの世界にひきこめればな、と思いつつ。
場のコンディションで臨機応変、それもいいかな。

私の身の丈。
いつか大好きなわらべうたの先生たちのように
醸し出すムード、それだけで心満たされるような存在になりたい。



ほっとした帰り道

ひとり 国宝の向上寺の塔を目指してお散歩したり
海をみたりしました。

向上寺にしるされていた芭蕉さんの俳句

     あかあかと 日はつれなくも 秋の風   松尾芭蕉


それぞれの島の空気を 胸いっぱいに吸ってきましたー

ありがとうございました。

 
わらべうた  c.0  t.0
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